ボールパイソン サーモスタットの比較|GEXイージーグローサーモ・タイマーサーモRTT-1の制御範囲と価格
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結論(先に)
今回公式スペックで確認できたのはGEXの2機種だけです。イージーグローサーモは制御範囲18~40℃・定格消費電力300W・標準小売価格6,200円+税。タイマーサーモRTT-1は制御範囲15~40℃・定格消費電力600W・標準小売価格17,400円+税です(いずれもGEX公式・確認日:2026-08-05)。
違いは価格だけではありません。RTT-1は昼夜で2つの温度を切り替えられ、異常温度上昇/下降・センサー異常の警報表示と、停電時も約1時間設定を保持するバックアップ機能を持ちます。イージーグローサーモにはこの警報機能の記載が公式ページに見当たりませんでした。GEX公式のQ&Aでも「タイマー設定を使わず、温度も1種類のみの設定をされる場合はタイマーサーモRTT-1よりもイージーグローサーモがおすすめ」と案内されています。公式のQ&Aを読む限り、温度を1つ保つだけで足りるならイージーグローサーモで十分で、昼夜で温度を変えたい・警報も欲しいという場合にRTT-1を選ぶ形になっている。
他社(三晃商会・スドー)のサーモスタットは僕はまだ一次確認できていません。今回はGEXの2機種のみの比較です。
GEXサーモスタット2機種を数値で比較する
| 製品 | 制御範囲 | 定格消費電力 | 標準小売価格 |
|---|---|---|---|
| イージーグローサーモ | 18~40℃ | 300W | 6,200円+税 |
| タイマーサーモRTT-1 | 15~40℃ | 600W | 17,400円+税 |
いずれもGEX公式スペックページの記載です(確認日:2026-08-05)。この制御範囲は器具側が制御できる幅で、ケージ内の実測温度そのものを保証する数字ではありません。設置場所の実際の温度は、飼育者自身が温湿度計で確認する必要があります。
イージーグローサーモの仕組みは単純です。設定した1つの基準温度より高くなったら通電をOFF、低くなったらONにするだけです。公式ページの説明では「定めた基準の温度よりも高い気温をセンサーで感知した際、器具への通電をOFFとし、逆に、定めた基準の温度よりも低い気温をセンサーで感知した際、器具の電源がONとなります」とあります(GEX公式・確認日:2026-08-05)。
一方タイマーサーモRTT-1は、照明のON時とOFF時で異なる温度を設定できます。公式ページには「昼間の温度・夜間の温度と2つの温度設定が可能」と書かれています(GEX公式・確認日:2026-08-05)。停電対策も明記されていて、「約1時間はすべての設定を保持します」とあります(GEX公式・確認日:2026-08-05)。ただし1時間以上通電しない状態が続くと初期設定値に戻る可能性があるので、そこは弱点として知っておいたほうがいいです。
価格差は約2.8倍(6,200円+税→17,400円+税)。この差が昼夜2温度設定・警報表示・停電バックアップの分だと考えると、機能差と価格差はおおむね対応しています。
パネルヒーターと上部ヒーターも数値で見る
サーモスタットと組み合わせる保温器具側も、GEXの2機種を公式ページで確認しました。
| 製品 | 定格消費電力 | 標準小売価格 |
|---|---|---|
| レプタイルヒートL 24 | 24W | 8,200円+税 |
| ヒーティングトップL | 55W | 9,500円+税 |
いずれもGEX公式スペックです(確認日:2026-08-05)。
レプタイルヒートL 24は床に敷くパネルヒーターです。公式ページには「ヒーター表面温度を一定(45度±5度)に保ち」と書かれています(GEX公式・確認日:2026-08-05)。24W連続使用時の電気代は「約14.4円(1日24時間使用、1kWh=25円の場合)」と公式に計算例が出ています。これはヒーターの表面温度で、ケージ内の空気全体を暖める器具ではありません。公式Q&Aにも「本製品は、ケージ全体の空気ではなく設置した場所の周辺を暖めるものです」とあります。
ヒーティングトップLはケージの上に置く薄型ヒーターです。連続使用時の電気代は「約36円(連続使用、1kWh=27円の場合)」と公式に記載があります。表面温度についても実測例が公式に載っていて、「金網などのメッシュ部に設置し続けた際、メッシュ部の表面温度は約60度になります」とあります(GEX公式・確認日:2026-08-05)。これはGEX自身が公表した実測例で、僕が測った値ではありません。設置面もレプタイルヒートL 24とは違い、公式Q&Aでは「金属メッシュの上にのみ設置可能」と案内されていて、ガラスフタのケージには使えません。
どちらの保温器具にも温度をコントロールする機能自体はなく、公式Q&Aには「本商品には温度コントロールの機能はございません」と明記されています。小さいケージで気温が上がりすぎる場合は、前節のサーモスタットとの併用が案内されています。
確かめ方と未評価
今回一次確認できたのはGEXの4製品(サーモスタット2機種・保温器具2機種)だけです(確認日:2026-08-05)。三晃商会・スドー等の他社サーモスタットは僕はまだ確認できていません。制御範囲・消費電力・価格は公式スペックページの記載どおりですが、これは器具側の設計値で、実際のケージ内温度・生体への適性・耐久性は僕はまだ実機で検証していません。測る体制を持たないので、今後もやらないと決めています。ボールパイソンに適した基準温度そのものは製品ページには記載がないため、獣医師会やARAV等のケアシートで確認することをおすすめします。実売価格は各小売店で変動するため、購入前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。