レオパのウェットシェルターにカビが生える条件と対策手順
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結論(先に)
僕が公式ページで確認できた範囲では、カビ対策の核は2つの数値だけだ。モイストシェルターの貯水部は『毎日』水を替える。調湿防カビプレートは『1ヶ月に1回程度』取り出して水洗い・天日干しする。この2つの頻度を守るかどうかが、公式が示す唯一の対策手順になる。
- 幼体〜小型個体でシェルター内をこまめに掃除したいなら → モイストシェルター コーナー90(gex-90)。表面塗装で過剰な水滴りを防ぐ構造。
- レオパのアダルトサイズで、かつ加湿を使いたいなら → モイストシェルター コーナー130(gex-130)か160(gex-160)。
- シェルター自体でなく床材側の水分過多・カビを抑えたいなら → 調湿防カビプレート(gex-2182)。ただしバクテリアが抑えるのは一部のカビのみ。
- 加湿用途でなく、単に隠れ家として岩肌・丸太を模した造形が欲しいなら → 三晃商会のポプラハイドケーヴS/M/L(sanko-e921/e922/e923)やハイドケーヴコーナーS(sanko-e924)。ただしこの4製品には、GEXのような貯水部の記載は無い。
収載範囲:今回確認したのはGEX/エキゾテラの4製品と三晃商会の4製品、計2社8製品を公式スペックで確認(ゼンスイ・ビバリア・みどり商会等は未収載)。
比較表(公式サイズ・確認日つき)
| 製品名 | 本体サイズ | 重量 | 材質 | 対象生体(公式表記) | 確認日 |
|---|---|---|---|---|---|
| モイストシェルター コーナー90(gex-90) | 幅9×奥行9×高さ8cm | 254g | 陶土 | 幼体・小型爬虫類(サイズ目安として公式記載) | 2026-08-12 |
| モイストシェルター コーナー130(gex-130) | 幅13×奥行13×高さ9.5cm | 380g | 陶土 | レオパのアダルトが隠れられるサイズ(公式記載) | 2026-08-12 |
| モイストシェルター コーナー160(gex-160) | 幅16×奥行15.5×高さ11.5cm | 640g | 陶土 | レオパのアダルトが隠れられるサイズ(公式記載) | 2026-08-12 |
| 調湿防カビプレート(gex-2182) | 幅18×奥行9×高さ0.8cm | 190g | 多孔質セラミック(公式表現「セラミック製」) | シェルターではなく床材下に敷く調湿用品 | 2026-08-12 |
| ポプラハイドケーヴS(sanko-e921) | W195×D115×H71mm | 約165g | レジン | トカゲ類・リクガメ等の爬虫類、両生類 | 2026-08-12 |
| ポプラハイドケーヴM(sanko-e922) | W195×D115×H71mm | 約195g | レジン | トカゲ類・リクガメ等の爬虫類、両生類 | 2026-08-12 |
| ポプラハイドケーヴL(sanko-e923) | W265×D137×H88mm | 約465g | レジン | トカゲ類・リクガメ等の爬虫類、両生類 | 2026-08-12 |
| ハイドケーヴコーナーS(sanko-e924) | W140×D105×H80mm | 約229g | レジン | トカゲ類・リクガメ等の爬虫類、両生類 | 2026-08-12 |
選び方:貯水部の有無で分ける
この記事の軸は一つしかない。貯水部を持つシェルターか、持たないシェルターか。
GEXのモイストシェルター90/130/160は、天面のくぼみに水を入れて使う設計だ。公式ページには『大きめの貯水部で、たっぷり水を入れることができます』とある。水を入れる前提の製品なので、公式は交換頻度も明示している。
一方、三晃商会のポプラハイドケーヴ・ハイドケーヴコーナーの4製品は、確認した公式ページのどこにも貯水部への言及が無い。材質はいずれもレジンで、GEXの陶土とは違う。レジンが水を吸うか吸わないかについて、公式ページに記載は見当たらなかった。書けるのは『言及が無い』という事実までで、レジンだからカビにくい/カビやすいという判断は、僕は公式情報からは下せない。
対策手順:公式が示す2つの頻度
- モイストシェルターに水を入れて使う場合、毎日水を入れ換える。 GEXの公式FAQに『加湿を必要とする時期は上部のくぼみに水を入れ、毎日清潔な水に入れ換えてください』とある。溜まった水を放置しないことが、公式が示す唯一の頻度だ。
- 調湿防カビプレートは1ヶ月に1回、水洗い・天日干しする。 公式には『清潔に使用するために、1ヶ月に1回程度、ケージから取り出して水洗い・天日干し乾燥させてください』とある。プレートは生きたバクテリアを含み、そのバクテリアが床材へ移ることでカビの発生を抑制するという説明だが、公式自身が『すべてのカビに効果を有するわけではありません』『残餌やフン等に発生するカビは抑制しきれない場合があります』と限定している。万能ではない。
僕はこの2つの手入れ頻度以外に、シェルター内のカビ発生条件を数値化した公式データを見つけられなかった。温度・湿度の閾値のような数字は、この2社8製品の公式ページのどこにも書かれていない。だから『何℃・何%RHでカビが生える』という言い方はできない。書けるのは、水を溜めっぱなしにしないこと、プレートを月1回洗うことという、公式が実際に指示している手順だけだ。
各製品の確認カルテは以下から見られる。/tools/gex-90/ /tools/gex-130/ /tools/gex-160/ /tools/gex-2182/ /tools/sanko-e921/ /tools/sanko-e922/ /tools/sanko-e923/ /tools/sanko-e924/
実際の使用感、シェルター内の湿度がどこまで上がるか、個体ごとのカビへの耐性は、僕は測っていない。判断材料が欲しい場合は、各メーカーの公式仕様ページと、かかりつけの動物病院に確認してほしい。
確かめ方と未評価
✅確認した公表値と確認日:GEX/エキゾテラ4製品・三晃商会4製品の公式商品ページ(いずれも2026-08-12取得) ✅出どころ:メーカー公式ページのみ。獣医専門団体のケアシートは、カビ発生の温度・湿度条件についてこの回では引用していない(該当する数値が2社の公式資料に無いため) ❌未評価:実際の使用感・耐久・カビの発生しやすさそのもの。僕はどの製品も所有・実測していない 🔄仕様・価格は改定されうる。購入前に必ず公式ページで確認してほしい
確認日: 2026-08-12。仕様・価格は改定されうるので、購入前に公式で確認してください。